禁煙の達人が教える! 禁煙をさまたげるいくつかのワナ

実は僕は過去何度も禁煙にトライしている禁煙経験豊富な達人なんです。

はい。この書き出しに違和感を覚えるあなた。なかなか鋭いですね。その違和感って恋愛経験豊富とかほざく人々にも抱くべき違和感ですから覚えておきましょう。

うさんくさい?では下記に代表的な業績をあげておきますね。

■ 業績
2003年 3ヶ月の禁煙に成功!
2005年 3ヶ月の禁煙に成功!
2008年 4ヶ月の禁煙に成功!
2010年 4ヶ月の禁煙に成功!
2012年 3ヶ月の禁煙に成功!
2013年 年に2回、3ヶ月禁煙!の偉業達成!
※他にも数日間の短期禁煙実績豊富にございます。
お気軽にお問い合わせください。

これでご理解いただけたでしょうか? かれこれ10年以上禁煙に挑戦し続けて、近年は試行のインターバルも短くなっている。これはもうプロを名乗って差し支えないと思います。試行回数の多さに基づく正確な心理分析が私の強みであります。

さて、禁煙にトライすることは良いのですが、せっかく上手くいってるのに禁煙をさまたげるワナというのが存在するのです。今日は私が実際に経験したものから、いくつかご紹介していきましょう。

別肺

禁煙はつらくてストレスがたまるもの。たまには解禁してあげた方が良いのではないかということで、私が目を付けたのはお隣のダイエット業界に古くから伝わる「デザートは別腹」という格言です。

 これを禁煙業界に取り入れるというのはどうだろう?

そこで私は飲み会は別肺というルールの運用を決めました。禁煙でまずツライのはお酒が入った時なんですよね。これを逆手に取って、飲み会は解禁にしてストレスを減らす。

最初は効果的なんです。ところが飲み会で買ってしまったタバコの余りをどうするか?捨てるのも勿体ない。とりあえず次回飲み会用にとっておくかー、などはじめるのです。仮にそのタバコに手をつけないとしても、徐々に飲み会の参加率がどんどんど上がっていく。

はい。最終的にタバコを吸うためだけに飲み会を主催するようになるのです。酒とタバコのコンボはほんと恐ろしいです。

 
飲み会のタバコは別肺 → これは危険なワナです。普段の肺も飲み会の肺も同じ一つの大切な肺です。気を付けましょう。

科学的探究心

ある程度禁煙を続けているとニコチンの離脱症状も消え、毎朝スッキリ目が覚めてご飯もおいしい、空気も新鮮で脳もキリキリに回転数が高まってるのを感じる、そんな時期がやってきます。こんなとき、ふと疑問が湧いてくるのです。 

 「一本だけ吸って見たらどうなるのだろう?」
 「なぜあんなものが吸いたくなっていたのだろう?」 

極めて純粋な好奇心です。頭が回ってるからこそ湧いてくる知の泉からの誘い。「吸いたい」ではなく「知りたい」という欲求。抗えません。まるで実験のように一本だけ吸ってみるのです。


案の定それは不味くて不快なものです。煙たいし匂いもキツイ。顔をしかめながら、残ったタバコをポケットに突っ込み、「ああ、こんなものか」と実験結果を確かめます。そして禁煙ブログなどに書くのです。

今日ためしに実験で一本吸ってみたけど全然美味しくありませんでした^^ どうしてあんなものが吸いたかったのか分かりません。これは卒煙でしょうかね^^

はい。だいたいここで更新が止まりますね。もちろん卒煙ではありません。入煙です。
 
科学的探究心 → これは危険なワナです。あなたはモルモットです。研究者ではありませんので注意しましょう。

憂国の士

禁煙中、ふと新聞やニュースを見れば日本の財政について悲観的な内容が目に止まります。国の借金は1000兆円を超え、予算を相次ぐ公債の発行で賄う。まるで問題先送りの自転車操業のように映ります。 

 この国の未来のために・・・
 プライマリーバランスの早期均衡のために・・・
 今、私に出来ることはなんなのか?

などと憂いつつ歳入歳出の円グラフをじっくり眺めてみると「たばこ税」の項目が!なんとタバコの税収は2兆円超!このうち約半分が地方財政の「一般財源」となります。 用途を特定しない一般財源が増えて、地方各々の魅力溢れる政策に使われれば国の未来も明るいのではないか???

・・・しかたない。ここは一肌脱ごう、私の身体より国のために!とか考えつつ、タバコに火をつけ、やり遂げた男の顔をしながら煙を吐き出しはじめるのです。

 

はい。元の木阿弥ですね。

憂国の士ごっこ → これは危険なワナです。喫煙は身体を壊してしまい社会保障費を増やす側に回るおそれもあります。喫煙以外の方法で貢献することに目を向けましょう。

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国税収入の2.7%と地方税収入の3.4%がたばこ税だそうです。予想以上に大きかったです。さらには消費税も掛かってるから貢献は偉大。 

<参考>

経済/たばこ税の仕組み > たばこジャーナル > たばこワールド

現在の禁煙状況と電子タバコ

禁煙の達人が教える! 禁煙をさまたげるいくつかのワナ。いかがでしたでしょうか?非喫煙者の人にはバカにしか見えないかもしれませんが、これがニコチン脳というやつです。自身の脳が様々に詭弁を作りだし、タバコを吸わせようとしてくる。ほんとに困った症状なのです。

ちなみに今現在の私は2014年3月より1年以上の禁煙に成功しています!今まで100日前後で大体力尽きてたので、これはK点を大きく越える偉業ですね。

なぜその時期乗り越えれたかというと、一つは電子タバコの導入が大きかったと思います。お洒落なガジェット的な魅力があってそっちに目を向けることで、禁煙の楽しさが生まれたのが大きかったです。いくつかためしましたが、色々と問題のあるものも多い中、以下のEVODは実用に耐えるものでした。

 

では実際いつになったら卒煙なの?ってところなんですが 、こんなネタ記事を書きたくなるくらいにタバコを思い出します。ニコチンは抜けてるのですが、心理的なものがまだまだ抜けてないようです。

まあ一年も吸ってなきゃ非喫煙者だろうと開き直って、今後も禁煙成功者からの観点でときどき禁煙情報をご提供できればと思います。

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こんな感じでこの記事下書きしてて、あとで電子タバコについてもうちょっと書こうかと思ってたのですが、本日以下のようなニュースが入ってきました。

電子タバコに発がん性物質が含まれると判明

 

これもワナですね。

「電子たばこに発ガン性物質があるのなら、本物吸ったほうがマシじゃね?」

禁煙中の皆様、こんな思考におちいらないように気をつけてください。